最初の設定
アプリを起動すると設定画面が出ます。ここで無線機と出力先を決め、「確定して開始 →」を押すと受信が始まります。
1. 無線機を追加する
SDR を PC につないでから、「+ 無線機を追加」を押します。無線機カードが 1 枚増えるので、「デバイス」で使う SDR を選びます。
SDR をあとからつないだときは、「デバイス再検出」を押すと一覧を読み直します。
2. プリセットを選ぶ
無線機カードの「プリセット」で、受信する側を選びます。
| プリセット | 受信する波 |
|---|---|
| JR東基地局(352.603125 MHz / D1〜D7+共用波) | 下り(基地局側)のデータ波と共用波 |
| JR東移動機(336.103125 MHz / D1〜D7+共用波) | 上り(移動局側)のデータ波と共用波 |
プリセットを選ぶと、中心周波数と監視するチャンネルが入ります。そのあと中心周波数か監視するチャンネルを変えると、プリセット欄は「カスタム」に戻ります。
「監視するチャンネル」では、受信窓の外にあるチャンネルがグレーで表示され、選べません。受信窓は、中心周波数と窓幅で決まります。
3. ゲインと周波数補正を合わせる
ゲインと ppm は、SDR の個体に合わせて調整します。
| SDR | 調整する欄 |
|---|---|
| RTL-SDR | 「チューナーゲイン」。dB の値か「AGC(自動)」を選びます |
| HackRF One | 「AMP」「LNA」「VGA」 |
| 共通 | 「周波数補正 [ppm]」 |
4. 出力を決める
「出力」欄で、記録のしかたを決めます。
| 欄 | 内容 |
|---|---|
| 保存先フォルダ | JSONL を書き出すフォルダです。「選択…」から選べます。既定はホームフォルダーの jrd-captures です |
| 生フレーム JSONL、復号情報 JSONL | それぞれを書き出すかどうかを決めます |
| 日付の境界時刻 | ファイル名の日付が変わる時刻です。既定は 3 時です |
書き出されるファイルの名前と中身は出力ファイルにあります。
5. 確定して受信を始める
「確定して開始 →」を押すと受信が始まり、メイン画面に移ります。設定は自動で保存されます。
メイン画面の「⚙ 設定」から戻って変更した場合は、「確定して反映 →」を押すと差分だけが反映されます。このとき受信は止まりません。変更をやめるときは「キャンセル」を押します。
受信できていることを確かめる
「JR東基地局」のプリセットでは、ウォーターフォールの D1↓〜D7↓ と共用↓ に連続した搬送波が見えます。「生フレーム」欄には slot 付きの行が、「復号情報」欄には call、in_zone、registration などの行が流れます。
上りは、バーストが来たときだけ行が増えます。
画面の各欄の読み方はメイン画面の見方にあります。
無線機カードの欄
| 欄 | 内容 |
|---|---|
| ラベル | メイン画面でその無線機を表す名前です。最初の 1 台には「下り」、2 台目には「上り」が入ります |
| デバイス | つないである SDR か、「cu8 ファイルを再生…」を選びます |
| プリセット | 中心周波数と監視するチャンネルの組です |
| 中心周波数 [MHz] | SDR を合わせる周波数です |
| 窓幅 | 受信する帯域の幅(サンプルレート)です |
| 周波数補正 [ppm] | SDR の周波数のずれを補正します |
| チューナーゲイン | RTL-SDR のゲインです |
| オプション | RTL-SDR の「バイアスT」と「ダイレクトサンプリング」です。ダイレクトサンプリングは HF 用で、352 MHz 帯の受信では使いません |
| AMP、LNA、VGA | HackRF One のゲインです。「アンテナ給電(バイアスT)」も同じ場所にあります |
| 監視するチャンネル | 復号して記録するチャンネルです |
カードの左上には、デバイスがつながっているかどうかが「接続中」「未接続」で出ます。